二次元畑でつかまえて

アニメやゲームの感想をのんびりまったり。ボーイズラブの話もしたりするのでご注意を。

Free!一期を振り返る 第一話感想

 Free!一期の放送から早二年半が過ぎました。調べたところによると2013年7月から放送されたんだとか。確か私は少し遅れて8月から観始めた記憶があります。懐かしいですね。

 これから「懐かしい!」連呼の記事になってしまうかと思いますが、Free!一期の感想をのんびりと書いていこうと思います。
 それでは第一話、どうぞお付き合いください!

  まずはオープニング、はるちゃんの水理論から。あー、確かにこんなこと言ってたなー!と懐かしく思います。水は生きている、から始まるナレーションが印象深かったのを覚えています。そしてOPの水の描写の美しさと、肉体の躍動感!これが京アニの本気……と目が釘付けに。本当にすごいですね!このOPで視聴者を一気に虜にしたのではないでしょうか。


 小学校時代のエピソードから始まり、回想が終わると舞台は現在の高校生活へ。

 「十で神童、十五で才子、二十歳過ぎればただの人」

 とははるちゃんのおばあちゃんがはるちゃんに教えたことわざですが、「早くただの人になりてえ」というはるちゃんの言葉は忘れていたので新鮮な驚きがありました。というかかなり大事なファクターですよね、この言葉。七瀬遙について考える際になくてはならない台詞です。思いっきり失念していましたが……。大好きな作品ですが何度も観返した、というよりは一回観てじーんとして余韻を楽しんだ、という感じなので色々とこれからも発見がありそうです。楽しみ。

 話が逸れましたが朝風呂しているはるちゃんのパンツが水玉柄だったり、当時衝撃(笑)を与えたと思われる水着エプロンのシーンがあったりでまた心が三年前の夏にタイムスリップします。海沿いの道を歩きながら「早く暖かくなって泳ぎたい」と思うはるちゃんに、「早く暖かくなって、泳げるようになるといいね」と声をかけるまこちゃん。本当に始めから以心伝心の仲ですよね、この二人。ほのぼのしていて可愛いです。

 ここで渚ちゃんが登場しますー!!やっと!!大好きなんです、渚ちゃん。無邪気で明るくて、行動力があって、たまに周りを振り回すけどでも空気の読める気配り上手な子で。三人で小学校の頃に通っていた岩鳶スイミングクラブに忍び込もう!という話を断るはるちゃんですが、「プールで泳げるよ」というまこちゃんの台詞に振り返った瞳が輝きます。基本そっけない、面倒くさがり、水以外のことはどうでもいいキャラクターとして一話から描かれていますがそれだけに水に対する執着と素直さはすごいですね。瞳もおそらくは水のメタファーとして表現されているのだと思います。キラキラしていて、光を反射する水面のようでとても綺麗です。

 渚ちゃんの「はるちゃん、一人暮らしなんだ。いいなー」という台詞、ここでは何気ない言葉として言ったように見えますが、二期の渚回に繋がってくるんじゃないかなと。こうして振り返って観てみると、一期の中に二期への布石というか伏線がたくさん張り巡らされていて面白いですね。

 小学校時代の回想で凛ちゃんも出てきました!「見たことのない景色、見せてやる」。これも有名な台詞ですねー。この言葉に惹かれて、はるちゃんはそれまで拒否していたリレーに参加することを決めたのでしょう。リレーで優勝した時の凛ちゃん、優勝トロフィーは「俺達四人で取ったものだから誰かが持っているのはおかしいと思うんだ。だからタイムカプセルにして、大人になったら掘り起こそう」と提案していることから、本当にチームというものを大切にしていたんだと思います。

 高校生となった凛ちゃんは「ハル、まだこいつらとつるんでるのか。成長しねえな」「俺はこんなもん、いらねえから」とトロフィーを放り投げて行っていってしまいます。全然関係ないんですが登場シーンってこんなロックなBGM流れてたっけ!?洋楽?凛ちゃんが洋楽好きだから?(PASH!出版の公式設定集より)ちょっと笑いました。ごめん凛ちゃん!

 そのあと鮫柄学園にまた忍び込む三人組ですが、ここ大好きです。いつでも服の下に水着を着ているはるちゃんはいいですが「裸でいいんじゃない?」と全裸で飛び込む渚ちゃんに、「まこちゃーん!」と呼ばれて来てみれば引っ張り込まれてずぶ濡れのまこちゃん。でもすぐに水の掛け合いっこをしちゃうところが男の子ですね。

 そしてそこに現れた凛ちゃん。凛ちゃんとの再会を経て、

 「ただの人まであと三年。それまで、もう少しこのままでいてもいいか」

 と思い直すようになったはるちゃん。次回、二人の勝負!というところでEDへ。このEDも素敵なんですよね~!水泳のアニメなのに砂漠!水への渇望!っていう雰囲気が最高です。SPLASH FREE自体も何度も聴きました。いやー本当に色んなアニメの中でも一番好きなEDです。

 ということで、今回の感想はここまでになります。これからも一話ずつ大切にじっくり観ていきたいと思いますので、お付き合いいただけると嬉しいです~!ここまで読んでくださってありがとうございました!